Columnお役立ちコラム

天然100%ヘナ専門美容室アルポナのヘナやヘアケア、美容に関する情報がここでチェックできます。

あなたのしているヘナは天然のヘナですか?

organic henna

あなたのしているヘナは天然のヘナですか?

いつもサロンでヘナをしている方にいくつか質問です。

あなたがいつもしてもらっているサロンのヘナは天然のヘナですか?
お店の方に聞いて確認したことはありますか?
お店の方はヘナについて詳しく答えてくれましたか?
使用しているヘナの袋を見せていただいたことはありますか?
頭にはどんな色のヘナが塗られていましたか?
緑色でしたか?黒色でしたか?
時間はどの程度かかっていますか?
仕上がり時に白髪はオレンジや黄緑、緑色、濃い緑色、濃い紫色などに染まっていましたか?
当日は色が薄く、だんだん濃くなっていくと言われましたか?

いかがでしたか?
いくつか答えることができましたでしょうか?
これにすらすらと答えられる方はきっと普段から天然ヘナと人工ヘナを理解しており、
好んでどちらかを選んでいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、ヘナ全般を十分理解していらっしゃる方にはあまり関係のないお話となりますので
おまけ程度にお読みいただければと思います。

一方で、すらすらと答えられなかった方はご自分が何のヘナでしてもらっているのかご存知ないのかもしれません。
おそらくですが、人工染料のヘナで染めてもらっている状態なのかな?
と思います。
先程の質問のように細かく聞かれるまではご自身でも何をどうしてもらっているかわからなかったりするものです。
さて、ここで大きな疑問が出てきました。
「私は、ヘナで染めていたのに天然と人工ってどういうこと?」
と思われているのではないかと思います。

初めてご来店いただくお客様の約10人に1人程度の割合で人工ヘナをしていらっしゃる方がご来店されます。
そして困ったことにいつも天然ヘナをしてもらっていたと話をされます。
現在の染められた髪を見れば人工ヘナで染められていることは簡単に判別がつきます。
それぐらい天然と人工では染まり方に違いがあります。
ご本人に「天然ではなく人工ヘナで染められているようですね」とお伝えすると、驚かれて困惑されます。
ご本人は髪に気を使い最上級の良いことをしていたはずなのに天然ヘナではないとは?
ヘナって1種類じゃないの?
何年もヘナをしてきたのよ?
とおっしゃられます。
この一連の流れは天然ヘナを扱うサロンのあるあるで、とてもよくあることです。

一般的にヘナの種類は2種類あります。
天然ヘナ(ヘナやインディゴを含むハーブのみ)と人工染料の入ったヘナ(以下、人工ヘナとします)です。
この2種類のヘナは似ているようでまるで違うものです。
大まかに2つのヘナを説明していきます。

まずは人工染料の入ったヘナについて
人工ヘナの1番の目的は白髪をしっかりと染めることです。
人工のヘナは染料が入っているので15分もあれば白髪がしっかりと染まります。
根本のリタッチのみに使われることが多いです。
毛先のトリートメントとして使うことはまずありません(暗くなりすぎるため)
色はさほど選べず、黒髪は明るくなりません。
ダメージはありません。染料にアレルギー反応が出る方、かゆみが出る方は使用できません。

次に天然ヘナについて
天然ヘナの1番の目的はトリートメントです。
次に白髪やカラー毛を染められることです。
主な原料はヘナやインディゴなどのハーブです。
人工的な染料は一切入っていません。
染まるまでにかかる時間は自然に放置した場合は2時間程度、温める場合は30分前後です。
白髪には色が入りますが、白髪染めや人工ヘナのようにしっかりと完全に見えなくなるわけではありません。
ですが染まったと言える程度まで色が入ります。
根本部分は白髪が染まるように、毛先にはトリートメントとして塗ることができます。
(毛先に塗ることでハリ、コシ、ツヤが出ます)黒髪は明るくなりません。
当日は色が薄く、薄オレンジ色や緑や黄緑、濃紺に染まります。
3日程度の自然酸化を経て色が変わります。
白髪以外の方にはトリートメントとして利用できます。
ダメージはありません。
染料にアレルギー反応が出る方も使用できることが多いです(かぶれる方はパッチテスト必須)

こうして比べてみると違いがたくさんあることがわかります。
どちらがやってみたいと思いましたか?

人工ヘナによほどこだわりがあり、とにかく暗く、しっかり染めたいようでなければ天然ヘナの方が断然おすすめです。
どちらも髪へのダメージはありませんがアレルギー反応は染料を使っている人工ヘナの方が出やすいです。

今回、お伝えしたかったのはヘナはヘナでも天然と人工とではかなりの違いがあることを知っていただきたいということです。
特に違いがあるのは色の出方です。
かなりしっかりと染めたい方には人工ヘナが向いています。
逆に天然ヘナは向きません。
現在人工ヘナをしている方は天然ヘナをすると白髪が染まっていないように感じることもあります。
ですが、染料が入っていませんので人工ヘナのようにはしっかりとは染まりまらないのです。
(十分に白髪をカバーできる程度には染まりますよ)

今現在ヘナを選択しているということは、髪はもちろんのこと、食べ物、お体などを気にされて生活を送られているのではないでしょうか?
では、ヘナについてはいかがですか?
ご自分の頭にどんなものが塗られているか知っておくこともとても重要なことだと考えています。

最後に、aLponaは天然ヘナの専門店であり、人工染料の入ったヘナはお取り扱いがございません。
そのため、現在人工ヘナで染めていらっしゃる方は染め上がりなど
(色の違い、施術時間、酸化による色の変化、匂い、質感など)様々な点に違いがあります。
天然ヘナと人工ヘナには染まり方に大きな差があり、染まっていないと勘違いをされることがあります。
この違いをご理解の上、ご来店いただければと思います。
また、ご来店される予定がない方も世の中には2種類のヘナがあり、全く違うものだとわかっていただければと思います。

色々と書いてきましたが、人工染料のヘナを全否定するつもりはありません。
染まり方の好みや用途が合えば人工ヘナでも良いと思います。
以下に、人工ヘナがどんな方に向いているかを挙げておきます。
・白髪の量が多い(白髪率80%以上)
・肌が強く、カラーなどでかぶれたことがない
・アレルギーがない
・天然ヘナでかぶれてしまう
・とにかくしっかりと染めたい
・暗い方が好き
・手軽に染めたい(多くのサロンで取扱がある)
・時間がかからない(放置タイムが短くてすむ)

以上のような場合は人工ヘナの方が良い時もあります。
全国のサロンに流通しているヘナのおおよそ8割が人工ヘナだと言われていますので、どこのサロンでも施術が簡単に受けられます。
髪は傷みませんし、刺激臭もありません。
カラーに比べたらとても良い商品です。
人工ヘナと天然ヘナを上手に組み合わせ、色の調節をしてくれるようなヘナの優良サロンを見つけられると良いと思います。

天然ヘナをしてみたい方はこちらからご予約の空き状況がご確認いただけます。

関連記事

空席確認・予約する
空席確認・予約する